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| ◇原 因◇ |
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| 原因はアデノウィルスと呼ばれるウィルスです。多くはアデノウィルス3、4、7型ですが(ほとんどは3型です)、逆にこれらのアデノウィルスに感染してもかならずプール熱(咽頭結膜熱)の症状が現れるとは限りません。 |
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| ◇感染経路◇ |
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| ウィルスは、口・鼻の中やのどの粘膜あるいは目の結膜から体の中に入りこんで感染します。感染経路は、患者からの飛沫感染、接触感染が中心で、家族内では飛沫感染のほか、感染者とのタオルの共用などからの接触感染があります(プールに入っていなくても感染します)。結膜からの感染、便を介しての経口感染、目やにからの接触感染もあるので注意が必要です。症状が治まった後も、ウィルスの排出は、咽頭からは発症後7日間から14日間、便から30日間程度続きます。プール熱(咽頭結膜熱)は非常にうつりやすいので、慎重に対処してください。 |
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| ◇症状と経過◇ |
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| 38℃〜40℃前後の発熱、咽頭痛、結膜炎が主な症状です。嘔吐や下痢を伴うこともあります。発熱は3〜7日間程度続きます。咽頭痛は3〜5日持続します。目は痛みやかゆみがあり、目やにが出て、まぶしくなったり涙が止まらなくなったりもします。潜伏期間は3〜6日程度です。 |
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| ◇診 断◇ |
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| 流行状況と臨床症状により診断することが多いようです。血清からのアデノウィルスの検出なども有効な診断方法ですが診断に5日程度の日数かかります。最近では外来で迅速診断キットを用いることにより用意に診断できるようになりました。 |
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| ◇治 療◇ |
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| アデノウィルスに対する特効薬はないため、それぞれの症状に対する対症療法が中心です。結膜炎が強い場合は眼科の治療が必要になります。療養上の注意は、十分な水分・栄養をとるようにしてください。のどが痛くなることが多いので、食欲不振による脱水症に注意してください。できるだけ、刺激の少ない、硬くない食物(プリン・ゼリー・アイスなど)が適しています。果物やトマトなどは酸を含有するため刺激があり咽頭痛がひどくなることがあります。また、ヤクルトやヨーグルトなども乳酸を含むために咽頭痛を引き起こし適切であるとはいえません。流動食や飲み物を買う際には乳酸を含んでいるかどうかよく見ることが大切です。 |
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| ◇登園・登校など◇ |
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| 学校保険法では、第二種伝染病に位置づけられており、登校基準については、症状がなくなった後、2日を経過するまでは出席停止となります。登園・登校については主治医とよく相談してください。 |
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| ◇予 防◇ |
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プール熱(咽頭結膜熱)に対する有効なワクチンはありません。
(1)目やにからの接触感染もあります。タオルなどを共用するのはやめましょう。
(2)流水と石鹸による手洗い、うがいを励行することが大切です。
(3)プールからあがった時は、シャワーを浴び、目をしっかり洗い、
うがいをしましょう。
(4)便にもウィルスがいます。排泄後、おむつ交換の際は手袋を使用し、
後の手洗いには十分注意してください。 |
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| ◇類似の病気(プール熱(咽頭結膜熱)と紛らわしい病気)◇ |
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| (1)溶連菌感染症 |
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(2)急性出血性結膜炎
エンテロウィルス70型、コクサッキーA24によります。潜伏期間1日。
眼球結膜下出血が特徴です。症状は軽く1週間で改善します。角膜障害は
ほとんどありません。うつりやすいので、手洗いの励行、アルコールによ
る手指の消毒してください。集団発生を防止するため、7〜10日間の休業
を指示します(眼科専門医の治療を必要とするケースが多いようです。) |
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(3)流行性角結膜炎
アデノウィルス8型で、潜伏期間5〜7日、伝染性が高く、潰瘍を形成する。 |
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| (4)単純ヘルペス結膜炎 |
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| (5)クラミジアによる成人封入体結膜炎 |
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